【FBLA】対人関係力コース<コーチング(3)>
前回の更新から時間があいてしまいましたが
今回は前回の続き
コーチングの
“理解する”に関するレポートです。
“理解する”には、“
言っていることが分かる(受容)”と、
“言っていることの背景が分かる(共感)”の二つがあります。
受容するときには、反論でも同意でも非難でも賞賛でもなく、
“相手が話したかったことが伝わっている”ことを伝え、
共感する時には、
“相手の話したことに対して自分の思いを伝え”ます。
このとき、前提になるのは、互いに
「安心感」があることです。
ジム(講義)では、これを理解するために
キャッチボールの実習をおこないました。
コミュニケーションや会話は“キャッチボール”であるというフレーズは、
どこかで聞いたことがあるのではないかと思います。
しかし、
実際に“ボールが言葉である”とイメージしながら実践するととても興味深いです。
通常は、下記のように相手を見ながら
一定のリズムで右・左にボールを行き来させます。
この後、片方の人(右:福本先生)が以下の
9項目を行います。
(マークは下記に写真のあるものです)
(1)持ったまま時間が経つ (2)受け取る姿勢が相手に見えない
(3)投げ方やスピードが変わる (4)一度に沢山返す
(5)受け取っても返さない (6)とらない・捨てる
(7)他の方をみながら (8)突然後ろからぶつける
(9)違うものを返す
の写真のように、
話自体を聞いていない(ボールを受け取らない)、
聞いているのにあいづちを返さない(ボールを返さない)、
携帯を触りながら話す(他のほうを見ながらボールを投げる)等は、時々ある(やってしまう)ことですよね。
また、
急に後ろから大声で話しかけられたり、
Aの話をしたのにBの話が返ってくると戸惑います。
このような時、受け手は話の
未完了感が気になったり、(
ストレスに繋がるそうです。)
疎外感や恐怖・重みを感じて、次第に
会話をしなくなり(諦め/防御)、
結果的に
情報が入りづらくなっていきます。
また、言葉だけでなく
態度が与える影響も多大です。
相手に与える印象は、意外にも、
見た目・態度55%、話し方38%、内容7%(メラビアンの法則)で、
何を話すかよりも、
どんな態度で話すかが
伝わり方を変えるため重要なのだそうです。
まず、
全身で、「受容のサイン」を送り、「受容のコトバ」を返す(サインを送る)ことで、
相手はさらに
安心感を持ち
(ペーシング)話しやすくなっていくようです。
リーダーとして、多くの情報を集め、適切な対処を行うことが必要な時ほど、
まずは、
相手を理解している(しようとしている)ことを言葉と態度で適切に表し、
安心して会話ができる環境「何でも話せる空気」を整えることが必要といえます。
最後までお読みいただきありがとうございました!
おしらせ
現在、ヒューマナイズでは、
FBLA(福岡ビジネスリーダーズアカデミー)の
9月コース「仕事の定石コース」「対人関係力コース」の
受講生を募集しています。
参加をご検討いただくと共に、周りの方々にもご紹介お願いします!
詳細は
こちら
関連記事