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2011年06月15日

【FBLA】対人関係力コース<コーチング(1)>

先日、福岡ビジネスリーダーズアカデミーの5月コースを開講いたしました。
足元のよくない中、ご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました!icon03
今回も様々な年代の方にご参加いただきましたが、入社・転職をされて間もない方が少し多かったように思います。
転機となるような、きっかけ作りの場にしたいと考えております。

以下は、対人関係力コースジム(講義)第1回、『コーチング』の当日レポートです。
今回は、「きく」スキルについて、エクササイズ(演習)icon51ふり返りicon51解説するを繰り返す
体験型で楽しく学びました。(受講者の方に「ゲームみたいですね」といわれましたface11
”会話によって個人と組織のパフォーマンスを最大限に引き出す”ための心理とメカニズムを体験・習得していきます。

突然ですが、あなたの周囲に「なぜかこの人といると安心・元気がでる(緊張・消耗する)」
「自分のいいところがだせる(だせない)」
と感じる人はいますか?
こう感じるのには会話の質が多少関係しているようです。では、会話の何が違うのでしょうか?

講義では、ペアになって、一方の“この週末食べたいものicon28の話を、もう一方が“聞く・質問する”二つだけで話すという演習をしました。その後、モチベーションがどう変化したかを手をあげてもらって検証しました。



演習後の感想では「話すうちに、より食べたくなってきた」
「もう少しなぜ食べたいか聞いて欲しかった」「聞くだけってなかなか難しい
等が聞かれました。
話し手は、話しながら頭の中でイメージをどんどん具体化(映像化icon207していき、
また、それを言葉にして自ら聞く(オートクライン)ことで、「そうか、私はこう(どう)したかったんだ」と気づいていきます。


例えば、「なんとなく焼肉が食べたいな」icon51
〇〇っていう店カルビがおいしかったな」
焼肉はたくさんの人とわーわー言って食べるとうまいんだよな」「ビールicon151飲んで、疲れをとって」

icon51ああそうか、ちょっと疲れているから、みんなで騒いであの店のカルビビールで、
ストレス発散したかったんだ」 みたいな感じです。


この時、聞き手が、話しやすい雰囲気を作り、受容・共感し、時々適切な質問をする等して、
話し手の自分自身との対話をうまく引き出していくと、相手のモチベーションは上がり、考えが明確化するようです。
逆に、自分の話したい内容が話せなかったり、否定されたりするとモチベーションも下がっていきます。




意外ですが、相手が“いいコミュニケーションだった”と感じる時とは、
「聞いてくれた」「わかってくれた」「話が十分にできた」と感じた時なのだそうです。

「きく」
ということは、単純ですがとても難しく、奥が深いことのようです。
普段何気なくしている会話ですが、改めて考えてみると発見がたくさんあります。
ついつい自分の話をしたくなったりしますが、上手な傾聴と質問で、相手のやる気が上がり、
次の行動を促せるとわかると実践したくなりますよね。
これらは組織のリーダーとしてだけでなく、生活全般にも応用できる大切なことように思います。

講義では、他にもエクササイズを繰り返し、聞き方がどう相手に作用するか、なぜ「きく」のが難しいのかなど、
聞き手側の内面的変化「きく」ときの本的なルールやメカニズムを学んでいきました。
それらについては、また別の機会に詳しくレポートさせていただきたいと思います。

次回のジム(講義)では、「質問する」ということをテーマにコーチングの手法をさらに深く学びます。
受講者の皆さま、お疲れ様でした!
FBLAにご興味をもたれた方は、左記「メッセージを送る」よりお問い合わせください。